概要
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freee会計APIにおいて、ファイルボックス(証憑ファイル)のアップロードAPIの rate limit 仕様を変更します。
freee会計APIをご利用の開発者の皆様におかれましては、変更点をご確認いただき、アプリの改修などの必要な対応をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
本お知らせでのrate limitは事業所単位で1分間に実行可能なAPIの呼び出し回数です。制限を超えると、呼び出しは一時的に制限されます。
■ 変更内容
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変更対象API:freee会計 ファイルボックス(証憑ファイル)のアップロード
変更種別:Breaking Change
変更内容:
- 上記エンドポイントの現在の rate limit は以下のように変わります。
【現在】600リクエスト/分
【変更後】300リクエスト/分
- rate limitを超過した場合のエラー内容は以下のように変わります。
【現在】
ステータスコード:400
エラーメッセージ:「ファイルのアップロードに失敗しました。1分間にアップロードできるファイル数の上限(600ファイル)を超えています。」
【変更後】
ステータスコード:400
エラーメッセージ:「ファイルのアップロードに失敗しました。1分間にアップロードできるファイル数の上限(300ファイル)を超えています。」
変更理由:[変更を行う背景・理由]
freee Public APIの可用性及びセキュリティ強化の一環のため
■ 変更スケジュール
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アナウンス日:2025/03/21
変更リリース予定日:2025/05/19
■ 対応方法
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上記エンドポイントを利用するアプリが以下の2つの仕様を満たすことを推奨します。
- APIの呼び出し回数の制御
変更後のrate limit(300リクエスト/分)を超えないよう、呼び出し回数の調整をお願い致します。API処理時間は1秒程度のため、直列実行の場合は制限を超える可能性は低いですが、並列実行している場合はスレッド数の調整をご検討ください。※1
- エラー発生に備えた制御
以下のいずれかの機能を実装することをご検討ください。
- rate limit制限超過時には、適切な間隔を設けた再試行処理
- rate limit制限によりアップロードに失敗した証憑ファイルをユーザーが手動で再アップロードできる機能。※2
※1. 事業所単位でファイルアップロードのrate limit制限を設けているため、直列実行の場合でも複数のユーザーが同時にアップロードをすると制限を超える可能性があります。
※2. 並列実行時にrate limitに達した場合でも、制限前にアップロードされた証憑ファイルは既に登録済みとなっているため、再アップロードは不要です。
■ 変更後のAPI仕様
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事業所単位で1分間に実行可能なAPIの呼び出し回数が300回までとなります。rate limitの仕様変更のため、エンドポイント及びリクエストの仕様に変更はありません。