会計API 概要

freee会計 APIでできること

ここでは、freee APIでできることの概要を説明します。

APIを利用するための認証(Oauth2.0)についてはAPIドキュメントおよびアクセストークンを取得するを参照してください。
あわせてfreee会計の使い方を学びたい場合は、freee会計使い方ガイドfreee会計活用ガイドブックも参照してください。


事業所情報を取得する(Companies

事業所の情報を取得することができます。ほとんどのAPIを利用する毎に必要となるcompany_idはこのAPIを利用して取得してください。


取引を作成 / 取得する(Deals

取引を作成 / 取得を行うことができます。一般的な仕訳にはお金の動きが伴うものと、お金の動きが伴わないものがあります。freeeではお金の動きが伴うものを取引、お金の動きが伴わないものを振替伝票と呼んでいます。


勘定科目を作成 / 更新 / 取得する(Account items

勘定科目の作成 / 更新 / 取得を行うことができます。勘定科目IDは全事業者で共通ではないため、必ず事業所ごとに情報を取得してください。作成時に必須項目の勘定科目カテゴリーや決算書表示名はフォーム用選択項目情報(Selectables)を参照してください。


取引先を作成 / 更新 / 取得する(Partners

取引先の作成 / 更新 / 取得を行うことができます。販売管理システムなどと連携する際には、事前に取引先を同期し、取引作成時に取引先タグを付与することで取引先別の集計が可能になり、より便利にfreeeをご利用頂けます。


部門を作成 / 更新 / 取得 / 削除する(Sections

部門の作成 / 更新 / 取得 / 削除を行うことができます。部門はご利用中のプランに応じて1階層〜5階層まで作成することが可能です。取引作成時に部門タグを付与することで部門別の集計が可能になり、より便利にfreeeをご利用頂けます。


品目を作成 / 取得する(Items

品目の作成 / 取得を行うことができます。取引作成時に品目タグを付与することで商品別の集計が可能になり、より便利にfreeeをご利用頂けます。


メモタグを作成 / 取得する(Tags

メモの作成 / 取得を行うことができます。取引作成時にメモタグを付与することでメモタグ別の集計が可能になります。メモタグは1つの取引に対して複数紐付けることが可能です。


仕訳帳をダウンロードする(Journals

仕訳帳をダウンロードすることが可能です。但し、無料プランではご利用になれません。
生成されるCSVファイルに関しては「仕訳帳を出力する(エクスポート)」をご参照ください。


口座振替を作成 / 取得する(Transfers

取引(振替)の作成 / 取得を行うことができます。 ※振替伝票とは異なりますので、ご注意ください。


ユーザー情報を取得する(Users

ログインユーザーの情報取得を行うことができます。「ユーザー情報」と「ユーザーの権限」の2つを取得することができます。
またオプションでログインユーザーが所属する事業所の一覧を取得することが可能です。


明細を作成 / 取得する(Wallet txns

明細の作成 / 取得を行うことができます。明細とはインターネットバンキングなどから情報を取得したそのままのデータで、この段階では取引(仕訳)は作成されていません。
明細としてfreeeへデータを渡すことで「自動で経理」の機能を通すことが可能になります。


口座を作成 / 取得する(Walletables

口座の作成 / 取得を行うことができます。POS連携など複数の決済手段を伴うような連携の場合には、
決済手段ごとに口座を作成いただくと、より効率的に経理業務を行うことが可能になります。


試算表を取得する(Trial balance

貸借対照表、損益計算書の取得を行うことができます。取引先や品目で絞り込んだ取得や、前年度/部門比較での取得が可能です。会計残高を元にした、経営分析や連結決算処理等の連携でご活用いただけます。

ノンプログラマーの方向けに開催されたGoogle Spreadsheetを活用した試算表の取得と加工に関するコンテンツも参考にしていただけます。


ファイルボックスに領収書をアップロード、取得(Receipts

freeeのファイルボックスに、経費精算申請や取引登録の際に証票として紐付ける画像をアップロードすることができます。またアップロードされているファイルをダウンロード(Rate Limitあり)をすることができます。


経費精算申請を作成/更新および取得(Expense applications

経費精算申請を作成/更新することができます。freee以外の経費精算フォーム等から連携する際に使用します。申請経路を利用して経費精算の申請を作ることができます。また、申請されたレコードに対して、承認者による承認、差戻しができます。


各種申請のレコードを作成/更新および取得(Approval requests

各種申請のレコードを作成/更新することができます。また、レコードに対して、承認者による承認、差戻しができます。
購買申請のワークフローなどで利用されている各種申請の機能をfreee外でも利用したい場合に使います。


請求書を作成/更新および取得(Invoices

請求書を作成/更新することができます。freee以外の請求書フォーム等から連携する際に使用します。freeeで請求書を作成すると、作成した請求書の内容を元に自動で帳簿付けする業務フローを組むことができます。


見積書を作成/更新および取得(Quotations

請求書を作成/更新することができます。freee以外の見積書フォーム等から連携する際に使用します。


API相関図:取引、見積書、請求書などを作成

freeeでのレコード作成のユースケースに特化して流れを説明しています。どんな情報を取得して組み合わせるとレコード作成ができるかについて触れています。


freee会計 Webhookでできること

会計Webhook概要

Webhookは、複数のWebサービスを連携するための仕組みです。freeeでWebhookを設定すると、次のような操作(通知のキッカケ)が行われたときにその通知をfreee外部のアプリケーション、システムに通知できます。

  • 経費精算、各種申請の申請レコード作成
  • 経費精算、各種申請の申請レコードに対する承認処理
  • 経費精算、各種申請の申請レコードに対する差戻し処理

以下も併せて参照してください

  • freeeの基本的な使い方
    • freee会計を中心に、基本的な使い方や活用方法を学べるコンテンツのリンク集です。freeeについて知りたい方は、こちらをご覧ください。
  • freee APIスタートガイド
    • 最初のAPIコールに必要な環境準備とセットアップ、ブラウザでのAPIコールの方法などについて触れています
  • freee会計 APIリファレンス
    • freee会計 APIの仕様を確認できます。アクセストークンを取得するとブラウザからのAPIコールもできるようになっています。