【要ご確認】2点仕様アップデートを行います。

いつもfreee APIをご利用いただき誠にありがとうございます

freee APIをお使いのユーザー様に影響のある内容ですので、必ず内容をご確認いただき、必要なご対応をお願いいたします。

ご不明な点がございましたらdev-support@freee.co.jpまでご連絡ください。

取引先API GET

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■ 仕様変更内容

(1)取引先API GET時に返すlimitに制限を入れます。

現在 変更後
デフォルト値 = 無し デフォルト値 = 50、最大値 = 500

(2)keywordをパラメータとして追加します。

■ 仕様変更理由
1事業所辺りの取引先件数が多くなる過程での安定した稼働、
またkeyword検索による利便性向上のため。

■ 影響範囲
取引先APIでGETメソッドをご利用のユーザー様

■ 必要なご対応
GETリクエストにlimit,offsetを活用したループ処理の実装をお願いします

■ 新仕様リリース予定日
2018年10月1日(月)
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認証基盤のアップデート

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■ 仕様変更内容

認証に利用しているライブラリのアップデートを行います。
アップデートに伴いパラメータの返し方、およびエラー文が変更になります。
詳細は下記をご参照ください。

■ 仕様変更理由
セキュリティ強化のため

■ 影響範囲
freee APIご利用のユーザー様

■ 新仕様リリース予定日
2018年9月18日(火)-19日(水)
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クライアント認証失敗時のエラーメッセージ変更

client_id / client_secret によるクライアント認証に失敗した場合のエラーメッセージが下記のように変わります。

現在 変更後
「クライアント認証は次のいずれかの理由で失敗しました。不明なクライアント、クライアント認証が含まれていない、サポートされない認証メソッド」 「クライアントが不明か、クライアント認証が含まれていないか、もしくは認証メソッドがサポートされていないため、クライアント認証は失敗しました。」

Authorization code の許可・拒否における挙動の変更

「Web認証用URL」にアクセスし、アプリケーションによるリソースアクセスの許可・拒否を行なった場合の挙動に変更があります。

redirect_uri がテスト用(urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob)の場合
  • 許可時
  • リダイレクトされるURLが次のように変わります。
    テスト用途では特に問題ありません。

  • 拒否時
  • 拒否時のjsonで返すエラーメッセージが次のように変わります。

現在 変更後
許可時 https://secure.freee.co.jp/oauth/authorize/authorization_code https://secure.freee.co.jp/oauth/authorize/native?code=authorization_code
拒否時 {“error”:”access_denied”,”error_description”:”リソース保有者もしくは認証サーバはリクエストを拒否しました。”} {“error”:”access_denied”,”error_description”:”リソースオーナーもしくは認サーバリクエストを拒否しました。”}
redirect_uri が有効なURL形式の場合
拒否時 &error_description=${error_description}
リソース保有者もしくは認証サーバはリクエストを拒否しました。
&error_description=${error_description}
リソースオーナーもしくは認サーバリクエストを拒否しました。

※authorization_code はaccess token 取得時に code パラメータに渡す値です。

Implicitの許可・拒否における挙動の変更

redirect_uri がテスト用(urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob)の場合
  • 許可時
  • リダイレクトされるURL、レスポンスの形式、メッセージの内容が次のように変わります。
    テスト用途では特に問題ありません。

  • 拒否時
  • メッセージの値が次のように変わります。

許可時
現在 変更後
リダイレクトされるURL https://secure.freee.co.jp/oauth/authorize/access_token https://secure.freee.co.jp/oauth/token/info?access_token=access_token
レスポンス形式 HTML JSON
メッセージの内容 HTMLの中に access token の値を表示 {“resource_owner_id”:resource ownerであるuser_idの値,”scopes”:[“read”,”write”],”expires_in_seconds”:86399,”application”:{“uid”:”client_idの値”},”created_at”:unixtime stampの値}
拒否時
メッセージの内容 {“error”:”access_denied”,”error_description”:”リソース保有者もしくは認証サーバはリクエストを拒否しました。”} {“error”:”access_denied”,”error_description”:”リソースオーナーもしくは認サーバリクエストを拒否しました。”}

redirect_uri が有効なURL形式の場合

クエリパラメータerror_descriptionに渡されるURLエンコードされた値が次のように変わります。

拒否時
現在 変更後
メッセージの内容 {“error”:”access_denied”,”error_description”:”リソース保有者もしくは認証サーバはリクエストを拒否しました。”} {“error”:”access_denied”,”error_description”:”リソースオーナーもしくは認サーバリクエストを拒否しました。”}