アプリ審査とは
- アプリ審査は、freeeが連携アプリの連携主体や、連携内容を審査するプロセスです。
アプリ審査が必要となるタイミング
- アプリ審査は以下のいずれかの場合に行います。
- 開発者が連携アプリをfreeeアプリストアに新たに公開する場合
- 開発者が連携アプリを21事業所以上に提供したい場合(上限変更申請)
- 開発者が一度作成・公開/上限変更申請をしたアプリに新たに権限を追加したい場合
- アプリを限られた事業所で利用する場合は審査は必要ありません。(プライベートアプリ)
- アプリタイプについてはアプリタイプとはを併せて確認してください。
アプリ審査の流れ
アプリの作成~申請まで
- アプリ開発者は、開発者ページよりアプリを作成します。
- この時、特定の事業所での利用/テスト利用が目的であれば「プライベートアプリ」、複数事業所での利用が目的であれば、「パブリックアプリ」を選択します。
- アプリの開発が進み、準備が整ったらアプリストア上から「アプリの公開申請(freeeアプリストアへの掲載のため」あるいは「利用事業所数の上限変更」を申請します。
アプリの申請~アプリストアでの公開/事業所数制限のクリアまで
- freee社は申請内容を確認し、審査基準を用いてアプリの審査を行います。
- この時、必要に応じて「アプリのデモンストレーション」を依頼する場合があります。
- アプリのデモンストレーションではアプリ開発者に画面共有をしていただきながら、オンラインでアプリの仕様について確認をします。
- アプリの内容に問題がなければ、freee社は公開日をアプリ開発者と調整した上でアプリストアにアプリを公開、または事業所数の上限制限をクリアします。
- 申請の受理から、アプリストアへの公開/事業所数制限のクリアはおよそ1~2週間かかります。
申請前の注意点
アプリ審査の申請前に必ず以下の注意点をご確認ください。
- アプリタイプ
アプリストアへの公開・6事業所以上へのアプリの提供はパブリックタイプでのみ可能です。またアプリタイプはあとから変更することはできません。アプリストアでアプリ作成時、アプリタイプを正しく選択してください。 - 事業所選択機能
freeeでは1つのアカウントで複数の事業所に所属、利用できるようになっています。このようなご利用をされる方は非常に多く、また最後にログインしている事業所での操作となるため、意図した事業所を選択して使い始めることが重要となります。
詳しくはfreee APIの使い方-事業所の選択についてをご確認ください。 - 権限の設定
アプリの権限は最低限必要な範囲に絞ってください。
アプリストアに公開する場合の追加の注意点
- ヘルプページの記載
アプリストアに公開をする場合、連携アプリのヘルプページを用意する必要があります。アプリケーションの連携方法、基本的な操作方法、連携の解除方法を記載してください。 - アプリ名
freee製アプリとの混同を避けるため、アプリ名に以下の文言は含めないでください。
for freee / freee for
by freee
プラン限定アプリについて
- freeeはアプリ審査時、アプリを「プラン限定アプリ」と認定し、特定のfreeeプロダクトやプランを契約している事業所に限って当該アプリを提供する場合があります。
プラン限定アプリとは
- プラン限定アプリとは、特定のfreeeのプロダクト・プランを契約している事業所のみが利用できるfreee連携アプリのことを指します。
- 特定の機能を有するプロダクトと連携するアプリについて、フリー株式会社はそれを「プラン限定アプリ」と認定し、利用可能なプランを限定する場合があります。
- 2024年7月より対象となる機能・利用できるプランは以下の通りです。
機能名 | 対象となるプラン | 機能 |
---|---|---|
①高度なワークフロー機能 | 【法人】:会計アドバンスプラン 【法人】:会計エンタープライズプラン 【個人】:会計プレミアムプラン | 申請承認系機能において、多段階の承認経路や入力項目など、自社の独自の規定に合わせた稟議・ワークフローをカスタムできるアプリ。 |
②高度な消込機能 | 【法人】:会計アドバンスプラン 【法人】:会計エンタープライズプラン 【個人】:会計プレミアムプラン | 前受金管理・分割入金・一括で大量に消込など、債権の消込を高度なレベルで行う機能を持つアプリ。 |
③高度な法人カード連携 | 【法人】:会計アドバンスプラン 【法人】:会計エンタープライズプラン 【個人】:会計プレミアムプラン | 金額等の条件による利用統制機能や証憑管理機能、会計システムとの仕訳・マスタ連携機能などを持つ法人カードアプリ。 ※freee会計の口座への明細同期は「高度な法人カード連携」の対象にはなりません |
④受取請求書管理機能 | 【法人】:会計アドバンスプラン 【法人】:会計エンタープライズプラン 【個人】:会計プレミアムプラン | 請求書OCR解析機能や専用メールアドレスや受取URLの発行などで請求書回収及び処理業務を効率化するアプリ。 |
⑤Webhook | 【法人】:会計アドバンスプラン 【法人】:会計エンタープライズプラン 【個人】:会計プレミアムプラン | freee 会計Webhook/ freee人事労務Webhookを有効にしているアプリ。(freee側の操作をトリガーに即時で動くアプリ) |
- 上記のいずれかの機能を持つ場合、アプリ審査時に「プラン限定アプリ」とする場合があります。
- なお、この定義・ポリシーは予告なく変更することがあります。
- なおプラン限定アプリ制度は、パブリックアプリの審査時にのみ適用します。
- パブリックアプリについてはアプリタイプとはを併せて確認してください。